● なぜオリーブでの取り組みをかんがえたのか
震災前、広野町はみかんを特産品として、温暖な気候に恵まれた広野町というイメージをかもしだしていました。
人口5,418人、面積58km2の『東北に春を告げるまち』を標語・ キャッチフレーズとする町でつつましく私たちは住んでおりました。
これといった観光資源があるわけでもなく、産業といえば火力発電所という広野。
農業はけっして盛んだったわけではありませんでした。
しかし、みかんも咲く暖かく穏やかな気候と豊かな自然のイメージ作りは、終の棲家として広野に住みたいという人を迎えられるまでになっていました。(私もその一人です。)
そして震災以降、原発事故の隣接地広野はそのすべてを失いました。
何かを始めなければ町として崩壊してしまうほどに広野町は疲弊しています。
原発事故後、人の気持ちを広野に繋ぎとめられることができるのか、震災でちりぢりになった子供たちにふるさと広野に思いを寄せるすべを、どのように作ってあげられば良いのでしょう。
この地に住んでいた大人の責任として何かをしなければならない。そんなやむにやまれぬ思いで取り組み始めたのがオリーブの植栽というこのプロジェクトなのです。
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原発事故から、最初に復活した町として世界にアピールできるものを考えた時、頭に浮かんだものは平和を象徴できるものであること、放射能に強い植物であること、将来自信を持って誇れるものを考えた時にオリーブしかなかった。
それしか考えられなかった。 ○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
● オリーブについて
オリーブの枝は、ハトとともに平和の象徴とされることが多い。これは『旧約聖書』の「神が起こした大洪水のあと、陸地を探すためにノアの放ったハトがオリーブの枝をくわえて帰ってきた。これを見たノアは、洪水が引き始めたことを知った。」との一節に基づいている。
国際連合旗や、幾つかの国の国旗や国章にも使われている。
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●2月に地元のFM局(SEA WAVE)でひろのオリーブ村の取材を佐藤会長が受けておりましたので、その記事紹介します。
http://www.fm-iwaki.co.jp/cgi-bin/WebObjects/1201dac04a1.woa/wa/read/sq_13cfce07af8/
以上です。
●2月4日の読売新聞に当ボランティアの活動記事が載っておりましたので紹介します。
クリックすると大きな画面で見れます。
『会員募集をして何をしていくか』
3. オリーブの生産が軌道に乗った場合に、加工製品の開発や販売でのサポートをして行く。
4. オリーブの育苗、植栽や生産管理の支援のためのスキルを有するため、資格取得の後押しをし
て行く。
広野町の自然の再生のため、皆様のご協力とご参加をお待ちしております。
ご参加頂ける方は下記のメンバーご連絡願います
会長 佐藤 賢治
E-mail:kurodai.kenji@gmail.com
事務局 馬上 義幸
E-mail:mammy.villege@gmail.com